体にいいは心にもいいとは限らない

いろんな健康法が出ては消えまた出ては消えていく

試してみるのは良いことだけど

いろいろやってみたら何だか分からなくなってきた

いろんな健康法を試したけれど

40代にもなれば健康を意識せねばならん!と

糖質制限 小麦抜き 牛乳抜き カフェイン断ち おやつは無煙ナッツ 少食 断酒 

16時間断食 瞑想 朝散歩

はやりのモノから定番まで手を出してきました

効果があって今もやっているものもありますが

意識的にやめようと決めたものも多いです

なぜかというと私の心が死んでいくのが分かったから

健康法って「今を問題視して何かを減らす」ことが多いんですよね

16時間断食はアタマが冴えた(気がした)けど貧血起こしてやめましたし

おやつやお酒を前にしても「砂糖は悪い」「アルコールは悪い」というアタマになってしまって

駄目だ駄目だと振り払ってきました

シラフのままで寝る2時間前には食事を終え

10時には寝室に入らなきゃと思い

気づけばひどく禁欲的な生活を送ることで無気力になっていくのが分かりました

妻からも「いったい何を目指しているの」と言われ

なんだか良くないなあと思い始めていろいろ緩めたわけです

どこか調子が悪い人だけが「選んで」取り入れればいい

私の定期健診の結果は毎年優秀です

学力の通知表なら学年で1.2を争うレベルです

健康法をやってないかなり昔からそうだったんです

恥ずかしながらいままで気づかなかったんですが、それなら生活改善しなくていいわけです

食べ過ぎを指摘されたらプチ断食してみる

肝臓が弱っているならお酒を断ってみる

それで調子がいいものだけを続ける

健康法ってそういうものですよね

テレビでやってたから、流行ってるから

そういうのを自分を省みずやっちゃう

私はそういう人間だったのでした

やっぱりポテチとビールが最高

心身ともに健康っていいますよね

心が健康というのをおろそかにしていた気がします

難しいことではなくて

自分が機嫌良くいられること

ダラダラしてても「あー最高」と思わず言ってしまうこと

こういうのが心の健康につながるのだと思います

体に悪いものって美味しいじゃないですか

昼間からポテチとビールでアマプラって最高じゃないですか

体にいいのは心にもいいとは限らないってことですよ

禁欲の先にあるもの

禁欲生活を続けていて(体は)健康になったとしましょう

それでもいつか体が動かなくなるときが来るわけです

そのときに「もっとぐーたらしておけば楽しかったかもなあ」と思うのは死ぬほどイヤです

人生100年時代!なんて言われて「なげえなあ」とゲンナリしているのに

長生きが目的かのような生活を送るのはもはやヒトではなく樹木的な何かです

自分を甘やかしてみるというのも取り入れた方が良いと思う今日この頃です


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