なぜか我が家は今月も赤字
ぜいたくしてないのに赤字
ああ赤字赤字
なぜ赤字??
家計相談を見るのが好きです
我が家の家計をFPに診断してもらおう的な記事が好きです
なかには病気で休職だとか深刻なのもありますが
そのほとんどが自分でも参考になるごく一般的な家族構成の相談です
ここ数年そういう記事を見ていて、
家計が黄色信号なのは共通の原因があることが分かりました
家計が火の車 の原因
家賃ビンボー
いちばん分かりやすいやつです
収入から考えてかなり背伸びした住宅ローンを組んでしまった人
組んじゃった以上は借り換えするぐらいしか処方箋がないのですが
これから住宅を買う人は本当によーく考えてください
おもな住宅費のワナは以下のとおり
賃貸と同じ額のローン返済でマイホームが持てる
固定資産税や修繕積み立て費や駐車場代を舐めすぎ
もしくはそういうのがあることを知らない
(固定資産税に関しては本当にそういう人がいてびっくり)
共働きや昇給や残業代がある前提でローンを組んでいる
「夫の会社が残業を削減したため家計が赤字に陥りました」
これが本当に多い。
しかもあてにしていた残業が月に50時間だの60時間だのという鬼畜
保険ビンボー
ある統計によれば世帯主が35~39歳の家庭では年間38万円も保険に使っているそうです
個別の事情は分かりませんが、月に3万円以上はでかすぎないでしょうか
知り合いに「学資保険を組んだら家計が赤字になったから妻も働くことになった」
という人がいました
人間関係が非常に悪い職場で泣いて帰ってくることもあるそうです
もはや保険の存在意義が分かりません
通信費ビンボー
富裕層ほど格安SIMの利用率が高いそうです
FPに相談してくる家計の多くが高い通信費を支払っています
それだけが赤字の原因ではないでしょうけども、
そういうところを見直さない姿勢が赤字の原因だとは思います
教育費という名の聖域
これはやっかいです
教育=無条件に良いもの と思われているからです
「私立の医学部はぜったいムリ」なのは分かっているけど
ピアノや英会話やスイミングならなんとかなるし子供のためになると
我が家もスイミングは通わせていましたが
行くのをいやがるのでやめました
何もお金を払って不快を買うことはないと思います
燃費のいい車に買い換える??
これを家計改善の手段のように書いてくる人がいて驚きます
FPの手前「欲しいから新車を買います」とは言いづらいんでしょう
そう信じたいです。
まさか本当に新車を買うことが節約になると思ってませんよね??
世に言う「ぜいたく」が赤字の原因ではない、かもしれない
「うちはぜいたくしてないのに赤字」という場合
その「ぜいたく」は外食することや旅行に行くことを指して言う人が多いです
しかしそれらは赤字の原因ではないかもしれません
私が家計相談をいくつも見て思うのは
「この出費は削れるかも」という視点を持っていない
家計簿はつけたら終わり
これだとお金に困る、かもしれません。
格安SIMにすること、電気・ガスを乗り換えること
生命保険の見直し、自動車保険の見直し、住宅ローンの借り換え
これらは本当に誰でもできることなんです
手を付けるのがほんのちょっと面倒なだけです
やってみてください
思ったより簡単で、思ったより達成感がありますよ
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