注文住宅に住んで10年
これから家を建てる人へのアドバイス
浮かれすぎてはいけない
注文住宅を建てる過程で何回も打ち合わせをします
壁紙の色だとか床材だとか
照明器具はどれにするとか
ワクワクすることが多いのは分かりますが
浮かれすぎてはいけません
家の役割は快適に過ごせる空間であること
色だのオシャレさだのは二の次というのを忘れないでください
やったほうがいいこと
間取りはシンプルに
モデルルームはあくまでモデルです
アイランドキッチンだのバーカウンターだの
吹き抜けだの中庭だの
あったら素敵はなくても平気です
動線の方が大事。
高価な外壁はおすすめ
いまはあまり見かけませんが
10年前はモルタルも選択肢にありました
高かったもののタイルにしたことで
10年点検時にひび割れなどがなくメンテ費用がゼロで済みました
汚れないのでいつもきれいです
断熱もケチらない
建ててから後悔する個人的第一位が
「夏暑く冬寒い」
その点では吹き抜けなんてデメリットしかないと思います
断熱は最高グレードにしましょう
収納を増やさない
人がモノを増やすのはしまう場所があるからです
いまある持ち物を想像してください
子どもが増えればモノは増えますが
独立すれば減ります
収納を最大化するような間取りはいらないです
コンセントはたくさんつける
コンセントはつけすぎても害はありません
「ここにあったらいいのに」は結構あります
延長コードは美観を損ねます
コンセントはたくさんつけましょう
高さも意外と大事です
ズボラオプションはなるべくつける
人感センサー付きの照明
汚れない・傷つかないシンク
といったズボラさんが喜ぶオプションはつけましょう
あちこちの照明のスイッチを押すとか
オシャレなだけで汚れやすいシンクはストレスの元です
「なんとか組めるローン」は地獄のはじまり
いちばん伝えたいのはこれです
いまや超低金利時代
組めるローンは年収の7~8倍と言われているそうです
しかし
背伸びして建てた家にはあまりいられなくなります
ローンが高い→払うために働く→家にいる時間が少なくなる
幸せの総量が減ります
住宅費は収入の3割までと言う人もいますが
それでも多すぎると思います
私は2割です。おかげでローンのために残業するという発想はありません
今から家を建てるなら3Dプリンター住宅にしたいぐらいです
まとめ
家は幸せの手段でしかありません
家のために犠牲にするものなんかあってはいけません
モデルルームは遊園地みたいなものです
あなたが日々過ごす快適な空間とは無関係と割り切りましょう
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